第24回 櫛の感謝祭
福岡県美容生活衛生同業組合(理事長 井手口宥公)は、「くしの日」の9月4日、福岡市博多区の櫛田神社で櫛の感謝祭を行いました。
櫛田神社は、奈良時代に伊勢松阪の櫛田宮から博多の地に分祠されたもので、祭神の大幡主大神が、櫛を田んぼに落としたことが名前の由来とされています。また神殿の納戸が神様のお化粧室と伝えられ、美容との深い関係から、平成八年から毎年行っています。
神事には組合役員や福岡美容専門学校の学生ら27名が参列。この1年間で折れたり、傷んだりして使えなくなった約400本の櫛を神前に供え、玉串を捧げました。
今年も多くの報道陣が訪れ、新聞でも取り上げられました。取材に応じた学生は「物にも命が宿ると思う。道具を大切に扱って、世界で活躍できる美容師になりたい」と話していました。