9月4日(金)くしの日に、福岡県美容組合は福岡市博多区の櫛田神社で櫛の感謝祭を行いました。
櫛田神社は、奈良時代に伊勢松阪の櫛田宮から博多の地に分祠されたものです。
祭神の大幡主大神が、伊勢神宮の地を決めた皇女倭姫のお供をした際、櫛を田に落とされ、その地に櫛田宮として祀られました。また神殿の納戸が神様のお化粧室と伝えられ、美容との深い関係から、平成8年から毎年行っています。
神事には美容組合役員と福岡美容専門学校の学生25人が参列し、使えなくなった420本の櫛を供え供養いたしました。
今年も多くの報道陣が訪れて、ラジオの生放送に出演した学生は「櫛に感謝し大切に使う心は、お客様を大切にする美容師の基本です。これからもっと勉強しなければ」と答えていました。