9月6日（火）、福岡市の福岡国際センターにて全日本美容講師会主催「第96回トップマスターズモード発表会」が開催されました。

台風一過の晴天にも恵まれ、福岡県では21年ぶりの開催となるヘアと帯結びの最新作品発表会に、北は北海道、南は沖縄から約3,500人が詰め掛けました。
　全日本美容講師会野田皆子会長のご挨拶に続き、来賓を代表して小川洋福岡県知事、高島宗一郎福岡市長の代理として渡邊正光副市長、全美連三根卓司理事長より祝辞が述べられました。最後に開催県として井手口理事長より「震災を受けて自粛するのではなく、開催することで復興を盛り上げたい」との思いが伝えられました。

　最初のステージは、講師会福岡県支部のメンバーによる「福岡コレクションステージ『みらい』」。ステージ１で山笠、博多織などの博多町家文化を紹介、県外からの観客を楽しませました。ステージ２では「静」と「動」をテーマにバレーダンスや生演奏を織り交ぜ「力強さ」と「やさしさ」を表現、復興への祈りを込めたステージを披露しました。

　続く帯結び創作ステージ、帯結びコレクションでは『魁』『福来』をテーマにした新作帯結びを発表、ＴＭヘア創作ステージ、ＴＭヘアコレクションでは『華Concerto』をテーマに5つのスタイルが提案されました。

　グランドフィナーレでは、ステージ上に全モデルが勢揃いし華やかさも最高潮に。次回開催県の兵庫県にバトンを渡し、盛会のうちに終了しました。

　東日本大震災チャリティーを掲げた今回の発表会では、大震災写真集の販売の他、来場者の方に義援金をお願いし、501,481円が集まりました。また、東日本大震災で被災され、福岡に一時避難された方を招待しました。